今回の声明内容
結論: The Committee expects to maintain an accommodative stance of monetary policy until these outcomes are achieved.
these outcomesの内容
- to achieve maximum employment
- inflation at the rate of 2 percent over the longer run
具体的な政策
- to keep the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent
- to increase its holdings of
- Treasury securities by at least $80 billion per month
- agency mortgage-backed securities by at least $40 billion per month
大きな変更は無く、緩和的な姿勢が継続することが示された。
https://www.federalreserve.gov/newsevents/pressreleases/monetary20201216a.htm
前回との変更点
前回の声明内容
結論:The Committee expects to maintain an accommodative stance of monetary policy until these outcomes are achieved.
these outcomesの内容
- to achieve maximum employment
- inflation at the rate of 2 percent over the longer run
このように、9月のFOMCから基本的なコンセプトは変更されていない。緩和的な姿勢が継続されていることが確認できる。
変更点
声明には、『 will increase its holdings of Treasury securities and agency mortgage-backed securities 』としかなく、具体的な数値に言及されていない。
今回は、合計$120 billionのアセット購入が示され、より具体的な数値が記載された。
https://www.federalreserve.gov/newsevents/pressreleases/monetary20200916a.htm
今後の見通し
緩和的な姿勢が示されたことで、以下の資産について上昇が期待できる。
- 株式
- 金
- 住宅ローン
株式について。8月付近で長期金利( Treasury Yield 10 Years )が底打。その後緩やかに上昇しているがVTIは一貫して上昇している。この背景として、FOMCでの緩和姿勢継続と考えている。
住宅ローンの推移。
30-Year Fixed Ratesが緩やかに低下傾向にあることが確認できる。
株式全般、金鉱株、住宅ローン関連銘柄。これらの銘柄を購入する根拠として今回のFOMCは十分な根拠を与えてくれている。
Economic Projections2021 FOMC Meetingsは3月16日-17日にかけて開催。それまでは現在の姿勢が継続することが想定されるため、上記関連銘柄を購入する。
各種データ
執筆所要時間:1時間9分
参考にしたHP