サマリー
- 発表日:2022年5月11日-AM8:30
- 前月比:2022年4月のCPIは0.3%の増加
- 過去12ヶ月で8.3%増
目次
CPIのブレイクダウン
前年同月比(季節要因調整後)の推移
過去12ヶ月の変化率推移
2022年5月時点での所見
- 2021年の過去12ヶ月におけるインフレ率が4.2%
- その水準から8.3%の上昇
- 2022年4月発表のインフレ率と比較すると、鈍化はしている
- とはいえ、現時点では高止まりしている、という表現がせいぜいか
支出項目別過去12ヶ月の変化率
FRBの利上織り込みの変化
CPI全般についての考察
CPI全体の約32.4%を構成している不動産価格の上昇が低下していない。
- 2021年4月~2022年4月:5.1%の上昇
- 2022年1月~2022年2月:0.5%
- 2022年2月~2022年3月:0.5%
- 2022年3月~2022年4月:0.5%
このように、大きなブロックの上昇が継続している以上、CPIは引き続き問題でしょう。
来月以降も注視していきたい。