サマリー
2Q2021決算
FY2021決算予想
2Q2021の決算は、良い決算。
1点ケチが付いた箇所は、3Q2021の売上高コンセンサス予想の数値が、決算前から決算後で若干下方修正となったこと。
Earnings Conference Call
CEO:Michael Happeより、質疑応答の前に、3つのトピックスについて簡単な事前説明有。
- our estimates for RV industry retail and wholesale performance in fiscal-year 2021
- our thoughts on the probable length of the RV field inventory replenishment cycle and steps we are taking to expand capacity
- recent progress at Winnebago Industries on important corporate responsibility priorities
アナリストの質問は、FY2021の見通し、現在の利益水準の維持、金利と消費者の購買意欲、サプライチェーンの改善と多岐にわたっていた。
経営陣からのメッセージとしては、FY2021は強気、ということだった。4Qの数値がどうなるか、複数のアナリストが質問。マーケットとしても気になるところでしょう。
高値を更新している事、環境の追い風を受けている事からこの会社の株式購入。将来見通しの推移を確認しつつ、軟化するようであればExit。そうでなければHold。
ウィナバゴインダストリーズについて
Overview
Motorhome Segment Results
Towables Segment Results
Growing Market Share
RV Market Share Performance
コンセンサス予想と実績の比較
WGOの決算月
- 1Q:9月~11月
- 2Q:12月~2月
- 3Q:3月~5月
- 4Q:6月~8月
売上高:期間2QFY2018~2QFY2021
EPS:期間2QFY2018~2QFY2021
投資シナリオ
ウィナバゴインダストリーズが扱っている商品は、consumer discretionary category、つまり一般消費財。これは、消費者の収入に大きく影響を受けるカテゴリー。2020のトレンドと、議会を通過したThe new COVID-19 relief billを踏まえると、見通しは明るい。
recreational vehiclesのうち、motor homeは、上位3社で北米シェアの8割を占める寡占市場。ウィナバゴインダストリーズは、地震をRV製造メーカーではなく、アウトドアのサービスを提供している会社として自己変革を実施。これは、CEO:Mike Happeが主導して行った。この変革は、2016年から続く一連のM&Aを通じて進められている。
競合2社
キャンプする際に、宿泊施設としてRVを使用する割合は、約24%。米国世帯の約6割が時々キャンプを行う。その中で約12%が年に3回以上キャンプを行う。
ミレニアル世代とジェネレーションX世代は、8割が子供有。また、彼らが米国の新しいキャンプ市場参加者に占める割合は約82%。今後の選択を間違わなければ、株価が上昇する余地は十分にある。